こんにちは、バス運転士のだいきです。私は以前、営業職として働いていましたが、手に職をつけたくて、40代前半で思い切ってバス運転士に転職しました。今回は、実際働いてみて感じた「バス運転士に向いている人・向いていない人」について、リアルな視点からお話したいと思います。これからバス業界に興味を持っている方や、未経験から挑戦したい方の参考になれば幸いです。
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仕事内容は「運転だけ」じゃない
バス運転士の仕事内容は、ただバスを運転するだけではありません。安全運行はもちろん、定時運行、乗客対応、車両点検など、幅広い業務があります。
営業職の頃と比べて、拘束時間は増えた一方で、ノルマや数字に追われるストレスは無く、仕事を家に持ち帰ることも無くなりました。人と接する仕事である点では共通しますが、常連のお客様から「いつもありがとう」と直接声をかけていただける時は、やりがいを強く感じます。
向いている人の特徴
1.安定志向のある人
バス業界は景気に左右されにくく、待遇も安定しています。私のように「営業での不安定な歩合制に疲れた」という方には特におすすめです。
2.コツコツ仕事を続けられる人
毎日似たようなルートを運行するため、ルーティン作業が苦にならない人は向いています。変化が少ない分、自分のペースで仕事を進めたいタイプにはピッタリです。
3.日常から安全運転で慎重な人
バスは大きな車両です。車外・車内に気を配りながら運転する冷静さと集中力が求められます。スピードよりも「確実さ」を重視する人が活躍しやすいです。
4.年齢にかかわらず挑戦できる人
バス業界の平均年齢は50歳を超えています。実際、私も40代前半での転職でしたが、ほとんどの先輩が年上でした。バス業界は40代・50代の未経験者も珍しくありません。年齢を理由に不利に感じたことは一度もありません。
向いていない人の特徴
1.忍耐力がない人
道路状況や天候によって渋滞など、ストレスの多い環境での運転もあります。イライラしやすいタイプや気が短い方には厳しいかもしれません。
2.不規則な勤務に抵抗がある人
シフト制で、早番・中休・遅番などの勤務形態があり、生活リズムが整いにくいこともあります。朝早いのが苦手な方、夜遅いのが苦手な方、固定時間勤務を望む方は注意が必要です。
3.運転が好きじゃない人
運転が苦手・嫌いな人には向いていません。ただし、ルート営業で車をよく運転していた方、ドライバー経験のある方、車好きな方はむしろ向いている可能性はあります。
最後に|未経験でも本気ならやっていける
私自身、転職前は「本当にやっていけるのか?」という不安が大きかったです。今では、営業時代より休日は減りましたが、精神的にゆとりを持って働けており、年収も休日出勤すればサラリーマンの平均年収より上です。何よりも公共交通機関の一員として、社会に貢献している実感を得られています。
もし、あなたが今の仕事にモヤモヤしていたり、「運転を仕事にしたい」と思っているなら、バス運転士という選択肢もアリだと思いますよ。
この記事が、あなたのキャリアのヒントになればうれしいです。現役ならではの目線で、今後もバス業界のリアルを発信していきますので、まがぜひ読みに来てくださいね!!
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