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【バス運転手はバイク通勤が多い?】現役運転士が教えるリアルな通勤事情とおすすめのバイク

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バス運転手への転職を考えている方や、これから新人としてスタートする人の中には、
「通勤手段はどうしてるの?」
「やっぱり車通勤?バイクってアリ?」
こんな疑問を持っている方も多いはずです。

私は前職が9:00~17:00の仕事で公共交通機関で通勤していました。バス会社に転職してから、早朝出勤がありますので、人生初のバイク通勤に変わりました。
そして、バス運転手はバイク通勤が意外と多いのです。

今回は、なぜバイク通勤が選ばれるのか、そのメリットやデメリット、さらにおすすめのバイクまで、現役の路線バス運転士の視点で詳しくご紹介します!


なぜバイク通勤が多いのか?その理由を解説

1.勤務時間が不規則で公共交通が使いづらい

バス運転士の勤務は早朝出勤や深夜帰宅があります。例えば、自分が始発のバスに乗務するときは、その時間より前に出勤しないといけません。
当然、電車やバスが動いていない時間帯になることも多く、公共交通機関での通勤は難しいのです。

2.車通勤はコストがかかる

家庭に1台車がある場合でも、バス運転手としての通勤用にもう1台車を所有するのは非経済的です。
車両本体代はもちろんのこと、ガソリン代・自動車保険・車検・税金・駐車場代…など、維持費が非常に高くつきます。

一方、原付二種(125cc)のバイクであれば、以下のようにコストを抑えることができます。

項目自動車原付二種(125cc)
自動車税年間 25,000円〜年間 約2,400円
ガソリン代約10km/L〜約45km/L以上
任意保険年間 約6〜10万円年間 約1〜3万円(ファミリーバイク特約あり)
駐車場代月極契約が必要駐輪場や自宅駐輪可能

通勤だけのために車を持つのは、やはりもったいないと言えるでしょう。


通勤費のリアル|バス会社ならではのルールと現実

バス会社などの交通系企業では、社員割引で自社バスを無料または格安で利用できる制度が大体あります。ただし、これは通勤時間が規則的な事務職や管理部門の社員が対象になることが多く、私たちバス運転士にはあまり当てはまりません。

というのも、運転士の勤務時間は早朝から深夜までバラバラで、始発よりも前に出勤し、終電後に退勤することも珍しくないからです。そのため、自社バスが動いていない時間帯には使いたくても使えない、というのが実情です。

また、バイクや車通勤の場合、交通費は全額支給されないことが多く、一部自己負担になるケースが大半です。

そのため、バイク通勤を選ぶバス運転士が多いのです。費用面でも時間面でも、通勤手段として非常にバランスが良いのは、原付二種(125cc)と感じています。


原付二種(125cc)が人気の理由とは?

私が実際に使っているのも、125ccのスクーターです。バイク通勤デビューのために、会社に入社してからAT小型限定普通二輪免許を取得しました。

週1〜2回の教習で約2か月ほどかかりましたが、今となっては本当に取ってよかったと思っています。

バス会社の仲間たちの間でも、人気のバイクは以下のようなモデルです。

第1位:ホンダ PCX(125cc)

  • 見た目がスタイリッシュで所有感あり
  • 燃費が驚異的に良い(55km/L以上も)
  • 足元にゆとりがあり、長距離でも快適

第2位:ホンダ LEAD(リード)125

  • 大容量のシート下収納が魅力
  • 通勤カバン、雨具などがスッキリ入る
  • メットインスペースが広く、実用性抜群

通勤バイクを選ぶときのポイント

バス運転手としての通勤に使うバイクには、見た目よりも安全性と実用性を重視するのがベストです。

白い車体は事故防止に効果的?

実は「白いバイクは事故に遭いにくい」と言われています。理由は、夜間でも視認性が高く、他の車から認識されやすいから。
深夜に帰宅することもあるバス運転士にとっては、白バイク&白ヘルメットの組み合わせは非常におすすめです。

カスタムで快適さUP!

通勤仕様にカスタムを施す人も多いです。特に冬の早朝はめちゃくちゃ寒いので、対策必須です。

  • ハンドルカバー:冬場の冷え対策に最適
  • グリップヒーター:凍える朝でも快適に運転可能
  • リアボックス:弁当や着替えなども収納できる
  • 防風スクリーン:顔への風をシャットアウト
  • ミラー交換:デザイン性UPと死角対策

バイク通勤の注意点

バイク通勤にはメリットが多い反面、注意点もあります。

  • 雨天時の装備:レインウェアは必須。濡れての勤務は集中力に影響。
  • 路面凍結時は危険:冬場はバイクよりも車に切り替える判断も必要。
  • 防犯対策:ヘルメットやバイク盗難に備えてロックを忘れずに。

よくある質問(Q&A)

Q1:通勤用バイクに原付一種(50cc)はダメなの?
A:出力が弱く、交通の流れに乗れないため、125cc以上をおすすめします。通勤距離が長い場合は特に125ccが快適です。

Q2:二輪免許をこれから取る場合、時間と費用はどのくらい?
A:教習所にもよりますが、費用は10万円~15万円前後、期間は週2回通えば2〜3ヶ月程度で取得可能です。私のように、AT小型限定普通二輪免許だと費用も安く、取得期間も短くなります。

Q3:会社によってはバイク通勤NG?
A:会社によってバイク通勤不可のところもあります。事前に就業規則を確認しておくことが大切です。


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まとめ|バイク通勤はバス運転士の強い味方!

バス運転士という職業は、早朝・深夜など勤務時間が独特で、公共交通機関が使えない時間帯も多くあります。
そのため、コストを抑えて時間の自由を得られるバイク通勤は非常に理にかなった選択肢です。

中でも125ccのスクーターは、燃費・維持費・使い勝手のバランスが非常に良く、多くの現役運転士に選ばれています。

これからバス運転士を目指す方は、ぜひ「バイク通勤」という選択肢も検討してみてください。

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