こんにちは、現役路線バス運転士のだいきです。今回は、営業職から未経験で挑戦した私自身の経験をもとに「バス業界への転職の流れ」を初めての方にもわかりやすくご紹介します。
「未経験でも本当に転職できるの?」「免許はどうするの?」といった疑問に、実体験ベースでお答えしていきます。
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きっかけは「手に職をつけたい」「老後の安定」から
営業職時代、ノルマのプレッシャーで休みの日も仕事のことを考えることが多く、心が休まりませんでした。そんなとき、ふと目にしたのが転職サイトに掲載されていたバス会社の求人。後輩がバス会社に勤務していたこともあり、待遇や勤務体系を聞いていくうちに、安定した業界で手に職をつけたいという思いが強くなり、思い切って転職を決意しました。
バス業界への転職の流れ
1. 情報収集(ハローワーク・転職サイト)
最初はハローワークと転職サイトの両方で求人情報をチェック。その後は気になった会社のホームページで求人情報をチェック。今は人手不足の影響もあって、初任給も上がっており、「大型二種免許支援制度あり」「入社祝い金あり」などもあって、好条件の会社が多い印象です。

私が転職した際は「大型二種免許支援制度あり」「入社祝い金あり」などはありませんでしたよ。
2.応募・面接
気になる会社に応募し、すぐに試験へ。試験は一般的に筆記試験(交通標記などの一般常識など)、適正検査(クレペリンなど)、実技試験、面接、健康診断などです。特に気にすることもないと思いますが、不安のようならクレペリンの練習と交通標記の確認だけはしておきましょう。実技では「運転技術よりも安全意識が大切」だと思います。とにかく確認作業が大事ですね。
面接での質問内容は「前職を辞めた理由」「なぜ運転手不足で、あまり評判の良くないこの業界なのか」「自己PRしてください」などが定番だと思います。熱意や協調性が大事なポイントかと私は思います。自分の言葉でしっかりアピールしましょう。
3.採用・免許取得
採用が決まると、大型二種免許がない方は「大型二種免許取得支援制度」を活用し、免許取得へ。私の場合は、入社前に自費で取得していました。教習所費用は全額会社負担で、在籍扱いになるところもあります。未経験者には非常にありがたい制度です。

私のように、自費で取得するのは勿体ないので、大型二種免許支援制度がある会社はぜひ活用しましょう。
4.座学・実技教習
免許取得後は、座学を1週間程度。実際のバスを使っての運転練習、接客マナー、ルートの習得などで3ヶ月程度の研修。独り立ちできるまで研修も延長してくれます。不安だった部分も、指導員が丁寧に教えてくれるので安心して学べます。
転職時に気をつけたいポイント
- 転居費用の補助がある会社も!遠方から転職を考えている方は要チェックです。
- 入社祝い金は支給時期に注意が必要です。一定期間の勤務が条件になることが多いのです。
- 免許取得中の給与の支援内容も会社ごとに異なるため事前に確認ください。
運転に自信がなくても大丈夫?
バスの運転に不安を感じる方も多いと思いますが、みんな最初は同じです。自転車しか運転したことない方、普通自動車しか運転したことない方も活躍されています。ポイントは「焦らず、丁寧に操作すること」です。
最後に|バス業界は人生の再スタートに最適
今、バス業界は未経験者の転職を積極的にサポートしてくれています。初任給も上がり、待遇も安定しています。有給休暇の取得率は高いので、うまく活用すれば家族との時間が増えたというケースもあります。
営業職など、これまでとは全く違う職種からの転職でも、やる気と真面目さがあれば活躍できます。私のように営業で苦労された方には、ぜひおすすめしたい業界です。
転職に迷っている方の参考になれば幸いです。
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