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【元・生協職員が語る】離職率は低い?約20年続けられた理由と、転職を決意したホンネ

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はじめに:生協で20年働いた筆者が、リアルを語ります

こんにちは!「40代からバス運転手になった男の備忘録」管理人の「だいき」です。
この「元・生協職員の知恵袋」シリーズも、ありがたいことに第3弾を迎えました。

今回は「生協の離職率ってどうなん?」「なんで20年も続けられたん?」そして「どうして転職したん?」といった質問に、僕自身の体験をもとに、正直にお答えします。

この記事はこんな方におすすめです:

  • 生協への就職・転職を考えている方
  • 離職率が気になる方
  • 定年後の仕事を探している方
  • 働きやすい職場を探している方
  • キャリアに悩むすべての人

生協の離職率は実際どうなん?現場経験から語るリアルな実態

生協に約20年間勤めていた僕の感覚から言うと、離職率は職種によって差があるのが現実です。

配送職はやや高め

とくに配達担当の職員は、以下の理由から離職者が出やすい傾向がありました:

  • 体力的にきつい(夏・冬の荷物の量、階段の上り下り)
  • 天候に左右される(雨や雪の日でも配達あり)
  • 営業目標のプレッシャー(営業要素も含まれる)

配送ドライバーは、常に求人が出ていました。ただ、路線バスの運転士と同じように、生協の配送ドライバーも常に人手不足という現状があります。そのため、極端に離職率が高いというわけではないと思います。

事務職や物流センター職は定着率が高い

一方で、事務系・物流系の職種は、長く続けている人が多く、平均勤続年数も比較的長めでした。屋内での業務であること、営業目標がない、働き方の柔軟性、チームワーク重視の業界であることも影響しているのかもしれません。


なぜ僕は生協で20年働けたのか?その理由はこの3つ

1. 人間関係の良さ:温かくてギスギスしない職場

一番大きかったのは「人間関係」
生協には、「誰かのために働きたい」と思って入ってくる人が多く、協力的で優しい人が多かった印象です。

目標はあるものの、歩合制のギスギスした雰囲気は全くありません。困った時には助け合い、協力しながら仕事を進めていく。そんな温かい人間関係が、僕にとっては大きな心の支えになっていました。

部署や職種を超えて、フラットにコミュニケーションが取れる風通しの良さも魅力でした。上司や先輩も親身になって相談に乗ってくれましたし、一緒に働いた仲間との絆は、今でも大切な宝物です。

2. やりがいのある仕事内容:感謝される喜び

生協の仕事は、単に商品をお届けするだけではありません。安心安全な食品を通じて、組合員さんの健康な食生活を支える環境問題や平和、福祉といった社会的な課題にも積極的に取り組む地域の子育て支援や高齢者支援にも力を入れている

日々の業務の中で、組合員さんから直接「いつもありがとう」「助かっています」と感謝の言葉をいただくことも多く、それが大きなやりがいにつながっていました。「誰かの役に立っている」と実感できる仕事は、本当に誇りを持って取り組むことができました。

また、店舗、共済、保育、介護事業など、多岐にわたる事業を展開しているのも生協の魅力です。自分の興味や適性に合った分野で活躍できるチャンスがあるのも、長く働ける理由の一つだと思います。

3. 安心・安定の労働環境

もちろん、生協の仕事にも大変な面はあります。でも、全体的に見ると、労働時間や休日、福利厚生など、安心して長く働くことができる環境が整っていたと感じています。

有給休暇も比較的取得しやすかったですし、育児休業や介護休業などの制度もきちんと整備されていました。組合員さんの生活を支えるという使命感があるからこそ、働く人の生活も大切にするという考え方が根付いているのかもしれません。

もちろん、部署や時期によっては忙しい時もありましたが、残業時間もきちんと管理されていましたし、無理な働き方を強いられるようなことはありませんでした。この安心感と安定感が、僕が長く生協で働くことができた大きな理由の一つです。


それでも僕が転職を決意した理由:「70歳まで現役」の夢

生協の仕事は本当に素晴らしい仕事です。人との交流も豊かですし、地域社会への貢献も実感できます。感謝されることも多く、応援してくれる人もたくさんいました。安心安全な食品を扱い、環境問題や平和、介護、教育といった社会的に重要なテーマに取り組んでいることにも共感していました。


それでも転職を決めた理由は、「年金に頼らず、70歳まで正社員並みに働きたい」という思いからでした。

「手に職」が必要だと気づいた

僕自身を振り返った時、転職する際に「これ!」という明確な武器になるスキルが、営業関係以外には弱いと感じたんです。将来、もし再び転職を考えることになった時、より専門的なスキルを持っていた方が有利になるのではないかと考えました。

路線バスの運転士という仕事は、まさに「手に職」と言える仕事です。安全な運行という責任は重大ですが、65歳を過ぎても現役の人がいると聞いていました。全く新しい分野への挑戦でしたが、**「70歳まで現役でいたい」**という強い思いが、僕を突き動かしました。

もちろん、長年お世話になった生協を離れるのは、本当に寂しい気持ちでいっぱいでした。でも、自分の人生を考えた時、新たな一歩を踏み出すことが、今の自分にとって最良の選択だと信じました。


生協は本当に良い職場だった

あらためて振り返っても、生協は本当に良い職場だったと胸を張って言えます。

  • 人に感謝される仕事
  • 社会貢献性が高い
  • 働き方の自由度がある
  • 人間関係が良好

今でも、生協で培ったスキルや人間関係は、僕の大きな財産になっています。


転職・定年後の働き方に悩んでいるあなたへ

生協はこんな方に向いています

  • 人と接することが好き
  • 地域の役に立ちたい
  • 安定した職場で働きたい
  • 家族やプライベートを大切にしたい

そして、定年後のセカンドキャリアを考えている方にも、生協は選択肢のひとつになるはずです。


Q&A:よくある疑問にお答えします

Q1:生協の仕事は体力的にきついですか?

配送職は体を使いますが、職種を選べばそこまで負担は大きくありません。

Q2:営業目標のプレッシャーはありますか?

営業目標はあっても歩合制ではないため、過度なプレッシャーは感じにくい職場です。

Q3:人間関係で悩むことはありますか?

僕のいた生協では、人間関係のトラブルはほとんどなく、風通しの良い職場でした。


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まとめ:生協は「人の温かさ」と「やりがい」に溢れた職場

  • 離職率は職種によるが、極端に高いわけではない
  • 人間関係・仕事内容・労働環境に恵まれている
  • 長く安心して働ける職場環境が整っている

でも、人生の節目で「自分の軸」を見つめ直すことも、同じくらい大切。
僕がそうだったように、あなたにも自分にとっての最良の選択をしてほしいと思います。

最後まで読んでくれて、ほんまにありがとう!
これからも、「元・生協職員の知恵袋」シリーズをどうぞよろしく!

バス運転士からひと言

最後までお読みいただきありがとうございました! このブログでは、バス運転士を目指す方や業界に興味のある方に向けて、現場のリアルな情報をお届けしています。 この記事が参考になった方は、ぜひSNSでシェアしてください。あなたのシェアが、同じようにバス業界を目指す方の助けになります!

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