広告 元・生協職員の回想記

【元・生協職員の回想記】営業目標はまあまあ大変だった|非営利でも必要な“売る力”とは?

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「非営利」でも、売らなアカンかった現実

生協って、よく「非営利の団体」と説明されます。でも実際に働いてみると、「売らんとあかん」プレッシャーはしっかりありました。

というのも、赤字では経営が成り立たないし、何より生協仕様の特注商品を安定して届けるためには、一定の売上が必要なんです。

「まあまあ大変やったなぁ」と今でも思うのが、そうした中での営業目標との付き合い方です。


販促せんと数字は伸びへん

私の体感ですが、何もしなければ目標の6割くらいの売上にとどまることが多かったです。つまり、普通に配ってるだけでは数字は届かんのです。

そこを10割、もしくはそれ以上に持っていくには、職員の“熱意”と“販促力”が必要でした。

👨‍💼 販促のリアル:時間が押す、帰社が遅れる

  • 在宅の組合員さんには、その場で商品を紹介
  • お留守の方には、配達後に電話でおすすめ
  • 担当者ニュース(手書きの通信)を毎週作って、カタログと一緒に配布

時間との戦いやったんですよ。販促に力を入れると、どうしても配達が遅れがちになる。配達が終わってから電話対応してた日は、けっこうくたびれました。


苦手やった「ギフト商戦」…でも商品には自信アリ!

販促はいろんな種類がありました。

  • お中元
  • お歳暮
  • クリスマスケーキ
  • おせち
  • 季節のフルーツ

正直、お中元とお歳暮は今でもちょっと苦手な記憶があります(笑)。

でも、それでも頑張れた理由は一つだけ。

「ほんまに、ええ商品やったから。」

生協仕様の商品って、味も品質もほんまに良かったんです。だから“売り込み”というより“紹介”の気持ちでできたのは救いやったかもしれません。


今はネット社会。販促ももっと難しい時代?

当時は電話や紙ベースの販促がメインでしたが、今はもうネット全盛の時代。スマホ一つで何でも買える時代になってきて、「人から買う」機会が減っているのが現状かもしれません。

便利にはなったけど、あの頃の“人と人とのやり取り”の温かさを思い出すと、やっぱり現場の販促は大事やったなと思います。


まとめ:数字を追いながら、信頼を積み重ねた日々

  • 生協も営業目標がある。非営利でも売上は必要。
  • 販促がなければ数字は届かない。工夫と熱意が求められる。
  • お中元やお歳暮などギフト商戦は大変だったが、商品力で乗り切った。
  • ネット社会では難しさも増しているが、現場の販促には温かみがあった。

数字だけじゃない。組合員さんとの関係性も築きながら、毎週届けていた“信頼”こそが、生協の現場で働くやりがいだったと思っています。


よくある質問(Q&A)

Q. 生協って営業ノルマがあるの?
A. 厳密には「ノルマ」という表現は使いませんが、目標はあります。目標達成のために販促活動を行っていました。

Q. 担当者ニュースってどんなもの?
A. 職員が手作りで作成したA4サイズの通信です。おすすめ商品の紹介やエピソードなどを、手書きやパソコンで作成して毎週配っていました。

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